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営みを写すこと


人のふと見せる素顔にその人の本当の美しさに気づくことがある。
しかしそんな素顔を本人は知らない。
その一瞬の表情を記録するのがカメラなのだとしたら、わたしは人びとの暮らしそのものの美しい営みを写しているのだと思う。

こどもの頃に10円玉の模様を紙と鉛筆で写しとった同じやり方で、色鉛筆を使い自分の目と手で直に触れて写す、映す、移す。

“素”というものが見えにくい今、自らの必然性にかられて営みの痕跡を写しとっている。


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1968 石川県金沢市生まれ
1992 東京芸術大学美術学部卒業
1995 東京芸術大学大学院美術研究科修了

個展

2007 銀座の賜物/INAXギャラリー2(東京・京橋)
2002 下関・千・日記/INAXギャラリー2(東京・京橋)
1999 day drawing 1999/秋山画廊(東京・神田)
1997 day drawing 1997/田中画廊(東京・日本橋)
1996 Speculate/秋山画廊(東京・神田)
1995 Work on Wall/秋山画廊(東京・神田)
1992 ギャラリーQ(東京・銀座)
1990 永谷ギャラリー(東京・銀座)

主なグループ展

2009 水と土の芸術祭 2009(新潟市)
2009 第4回大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2009(新潟・十日町)
2007 大阪・アート・カレイドスコープ2007「大大阪にあいたい。」(大阪) 
2006 第21回国民文化祭やまぐち2006・彫刻展(山口・宇部)
2006 第3回大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2006(新潟・十日町)
2004 第58回山口県美術展覧会/山口県立美術館(山口)
1999 ONE DAY ONE SHOW/FREE SPACE 3(東京・表参道)






酒百 宏一(さかお こういち)

1968年石川県金沢市生まれ。美術作家。
主に色鉛筆を使って紙に写しとるフロッタージュの手法で活動。近年は、地方におけるアートイベントなどに参加しプロジェクトとして作品を展開している。
2006年は越後妻有アートトリエンナーレ(作品:LIFE works+みどりの部屋プロジェクト)と国民文化祭・やまぐち2006(作品:店プロジェクト)、2007年は大阪・アート・カレイドスコープ(作品:北船場投影図)に作品を発表。2009年水と土の芸術祭では失われつつある新潟の水の記憶をフロッタージュを通して新潟市全域でかたちにする「Niigata  水の記憶プロジェクト」に取り組んだ。