<制作展示店舗マップ>
山口県宇部市の中心街、戦後まで炭坑の町だったが閉山後はその賑わいも徐々に薄れ、地元商店街はシャッター通りとも呼ばれるほどに衰えを見せていた。 商店街がおよそ1.5kmに連なる市街地で、古くから店を営む35店舗に協力を得て、店内で作品をつくり、それと同時に展示することを行なった。 古い店の中には、店主が大切に受け継いできたものや当時のまちを伝えるもの、お客さんとのかかわりを表わすものなど日頃の営みの痕跡がそこかしこに潜んでいた。